明治十七年のメトロポリス
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劇団文七が送る明治十七年の東京
その混沌、括目して見よ。

明治十七年のメトロポリス
東京篇

文:野田文七(劇団文七

絵・装填:こずみっく(遊閑地

編集・特設:古翠(日々徒然。


第九回東方紅楼夢委託頒布

4号館 サ-17ab PURE遊閑地

6号館 N-15b ゐた・せくすありすAlya

仕様:文庫判260ページ

価格: 800円(会場)

   1200円(委託)

委託:メロンブックス様(通販)
   

上海での激闘を終え、明治十七年の日本に上陸したパチュリー。江戸幻想から明治幻想への移行を終えつつある東京が、彼女の次なる目的地だった。文明開化の波に抗う妖怪、富国強兵を目指す人間、そしてお互いの共存を求める者たち。
船中で出会った小悪魔を従え、新橋、麹町、神田、九段、千代田と続く、強敵たちとの苦しい戦いの果てにパチュリーが見たものは?
劇団文七が送る東方二次創作歴史ファンタジー第二弾、東京篇の開幕!

パチュリー・ノーレッジ

ロスチャイルドとの激闘を終え彼女が向かったのは極東の新興国、日本だった。
次々と現れる強敵との戦いの中で、彼女の魔法は新たなステージを迎える。

小悪魔

パチュリーの魔法に惚れ込んで上海の騒動に紛れて魔界からやってきた。
世間知らずだが、魔界独特の能力と、しぶとい執念で主人を助ける。

稗田阿弥

あるときは上海の高級レストランのオーナー、あるときは日本政府首脳陣の特別顧問、またあるときは歴史を記録し記憶する者。
明治の『百鬼夜行』を食い止めるため人間・妖怪双方の人脈を駆使して奔走する。

二ツ岩マミゾウ

佐渡の大妖怪狸。
妖怪と人間の共存のため明治の世での妖怪の暴走を防ごうと画策する。

九尾の狐

長い封印から解き放たれた、古より名を馳せる大妖怪。美しい女の姿を取り、いくつもの国を滅ぼしてきた。
なぜ、誰が、彼女を解放したのかは謎である。

妖怪の賢者

妖怪の元締めで、明治の世になって方針の転換を迫られている。複数による合議制を取っているらしい。
特に『境界の賢者』と『京の賢者』がよく知られている。

福沢諭吉

作家であり学者、政治にも口出しする啓蒙思想家。数多の弟子を政財界に送り込み、政敵からは啓蒙ゴロと呼ばれている。
己の肉体を無数の壱円札に変化させる能力を持つ。なぜ、何によって、その能力を身につけたかは謎である。

デイム・ジュディ

ロスチャイルド英国支部魔法諜報局長。
白髪の老女だが、射撃、格闘に優れた能力を示す。アッカー・ベルリオーズの知己。

大久保利通

『維新十傑』筆頭。明治十一年、紀尾井坂にて暗殺される。
現在は神霊となり、明治政府に深く関与している。『幻狼院』西園寺公望の『神降ろし』によって行動可能。
なお、明治十七年時点で『維新十傑』は全員他界しており後任『幻狼院』が政府中枢を担っている。

やんごとなきあるじ

一生のうち、その本名で呼ばれることはほとんどない。周囲からは『陛下』と呼ばれている。

下の画像をクリックするとサンプルが表示されます


1枚目


2枚目


3枚目


4枚目


5枚目


6枚目


7枚目



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