明治十七年、博麗大結界成立前史……
劇団文七が送る歴史シリーズ第一弾!
明治十七年のメトロポリス
上海篇
文:野田文七(劇団文七)
絵・装填:こずみっく(遊閑地)
動画:モイモイ
編集・特設:古翠(日々徒然。)
コミックマーケット84 3日目頒布
配置:東1 F-15a 劇団文七
仕様:文庫判228ページ
価格: 800円(会場)
1200円(委託)
委託:メロンブックス様(通販)
明治十七年、パチュリー・ノーレッジは上海にたどりついた。西洋と東洋がもっとも激しく混ざり合うこの地で、世界の境界線が開かれようとしていた。アリスという名の少女が、アッカーおじさんとクロウおじさんにつれられ、上海の地を踏む。彼女たちに接触を図る、拳法の達人虹美鈴、謎の少女稗田阿弥。ヨーロッパからパチュリーを追い続けるロスチャイルド一族。
人形租界の夜……盛大な人形劇が幕を開けるとき、魔界の扉が姿を現す!
劇団文七が送る東方二次創作歴史ファンタジー第一弾、上海篇の開幕!
パチュリー・ノーレッジ
飽くなき魔法の探究者。 ヨーロッパ、西アジアを放浪の末、上海にたどりついた。
己の魔法を高めるためならば、手段は選ばない。
良い魔法を見るためにも、手段は選ばない。
西洋と東洋の要素が入り混じり、混沌と化した上海は、格好の境界線だった。
顕界と魔界の境界線もまた、ここに発生するはずだった。
ただひたすら、良い魔法を。
その貪欲な意志が、無数の運命を巻き込み、極東に大騒乱を引き起こす。 |
アリス
外見は十歳前後。人形のようにも見える少女。
アッカーおじさん、クロウおじさんと慕うふたりの男に守られている。
ふたりを無邪気に信頼しているが、いったん気に入れば誰にでも無邪気に好意を振りまく。
パチュリーと同じ日に上海に到着し、ある出来事がきっかけでパチュリーと出会う。
しかし、それはアリスにとって初対面ではなかった。
なぜなら、これまで何度もふたりは逢っていたからだ。
夢の中で。
魔界の扉の前で。 |
虹美鈴
チャイナ街で人々に太極拳を教えながら暮らしている妖怪。
拳法と『気』の達人。
ある人物の依頼で、上海に到着したばかりのパチュリーを迎える。
おおらかで明るい性格の持ち主。誰に対しても物怖じしない勇気も持つ。
過去に大きな事件に巻き込まれたようだが、そのときの暗さを引きずっている様子はない。
なお、紅と虹は、同音である。 |
稗田阿弥
チャイナ街の高級ホテル兼レストラン「大伽藍飯店」のオーナー。
振る舞いには天性備わったような優雅さと品性が感じられ、育ち、あるいは血筋の良さをうかがわせる。
その正体は謎に包まれているが、ジャパン政府の上層部と関係を持っているらしい。
ヨーロッパでのパチュリーの過去を知っており、またアジアの各国情勢にも通じている風である。 |
アッカー・ベルリオーズ
通称「アッカーおじさん」。
忠実なる部下「クロウおじさん」をつれ、アリスとともに上海へ到着。
できるビジネスマン風の老紳士。
ヨーロッパを裏で支配する、金融帝国ロスチャイルドの関係者。
魔界の扉に関する使命を負っているようだが、欧州のロスチャイルド一族とは一枚岩ではない模様。
アリスに対して溢れんばかりの慈愛をそそいでいる。 |
ロスチャイルド一族
その祖は、モーゼの信頼厚いエリート集団「石工同盟団」。 魔法によりピラミッドを建設したことで頭角を現し、その後も放浪するユダヤの同胞を世界各国で助け続けた。 明治十七年現在、金融と魔法の力により、ヨーロッパの影の支配者として君臨している。 パチュリーがヨーロッパにいた頃、幾度となく衝突していた。
上海に発生した境界が、膨大な魔力を有していることを察知し、東へ食指を伸ばす。 |
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1枚目
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7枚目
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劇団文七 同時頒布コミカライズ作品
タイトルをクリックするとメロンブックス様の通販ページに移動します
「エピクロス少女病」
A5判64ページ 700円
「お燐と妹紅」
B5判154ページ 1000円
「慧音を待ちながら」
B5判48ページ 500円